PROPOSAL / 2026.06.06

A社様 収支予算自動化システム
構築・教育・運用支援 提案図解

温浴・福祉施設13施設の収支予算書作成業務を、AIエージェント活用により自動化・標準化する。 3層構造設計とSubagentチームにより、属人化解消・品質向上・新規施設展開の容易さを同時に実現。

対象温浴3施設・老人福祉等を含む13施設
提案構成3層構造 × Subagentチーム
進め方BPO(緑)→ マンツーマン(紫)
期間構築6ヶ月 + 運用保守3ヶ月
TOTAL COST
¥3,388,000
税込(税抜 308万円)
PROJECT PERIOD
約9ヶ月
構築6ヶ月 + 運用保守3ヶ月
FACILITY TYPES
3タイプ
A/B/C で全施設網羅
AI AGENTS
6エージェント
司令塔+専門6体制
SECTION 01

A社様の現状課題

議事録とCSVデータから抽出した、収支予算作成業務における6つの構造的課題。 いずれも「個人スキル依存」から「組織的仕組み」への転換で解消可能。

!
13施設の予算作成が、毎年「特定の人」に集中
80項目超の数式を手作業で組み、入館者数や伸び率を一つひとつ入力。Excelスキルにバラつきがあり、結果として品質も時間も人に依存している状態。
ISSUE 01

高負荷・属人化

13施設分の年間収支予測Excelを毎年作成。入館者数・人件費・光熱費等を一つひとつ手動で数式化する必要があり、特定者へ業務集中。

ISSUE 02

Excel習熟度の格差

各施設マネージャーのExcelスキルにばらつきがあり、アウトプット品質が均一化されない。

ISSUE 03

新規入札時の予測負担

入札ごとに市データから収支予測をゼロベースで組む必要があり、再現性確認にも時間を要する。

ISSUE 04

シミュレーション非効率

「入館者数160%変更」等の条件変更時、数式が組まれていないと手作業で再計算が発生。

ISSUE 05

引き継ぎコスト

マネージャー交代時、収支表作成ノウハウをゼロから再構築・教育する必要がある。

ISSUE 06

独学での不安

ChatGPT+GPTsで自作着手中だが、独学のため「このやり方でいいのか」確証が持てない状態。

SECTION 02

今回やること(非エンジニア向け概要)

A社様の業務環境に「Claude Code(クロード・コード)」というAIツールを導入し、 その中にA社様専用の「収支予算作成アシスタント」を構築します。 これにより、マネージャーが話しかけるだけで誰でも同じ品質の収支予算表を作成できる状態を作ります。

「Claude Code」というAIツールを社内に導入します
そこに A社様専用ルール・データを組み込んで、収支予算作成専用のアシスタントを作り上げます。マネージャーは画面に話しかけるだけで業務が完了します。
INTRODUCING
Claude
Code
by Anthropic

Claude Code(クロード・コード)とは

世界最高水準のAI企業Anthropic社が提供する、AIを業務に組み込むための専用環境。 ChatGPTのような単なる「チャットAI」ではなく、A社様の業務ルール・計算ロジック・過去データを内部に組み込むことで、 「A社様専用の業務アシスタント」を作り上げることができます。 複雑な計算・数式入りExcelの自動生成・複数ステップの業務に圧倒的に強く、収支予算作成業務に最適です。

COMPARISON

ChatGPT(現状ご利用中)との違い

AI
汎用AI
ChatGPT
  • 毎回ゼロから話す必要がある
  • 毎回違う答えが返ってくる
  • 複雑な数式入りExcelは苦手
  • 誰がやっても品質がばらつく
  • 過去データを保有していない
VS
業務組み込み型AI
Claude Code
  • A社専用ルールを内部に保有
  • 誰がやっても同じ品質
  • 数式入りExcelを直接生成できる
  • マスタデータと自動連携
  • 過去5年分の実績を参照可能

Claude Codeの中で、私たちが何を構築するか

BUILD 01

A社専用の
収支予算アシスタント

A社様の業務フロー・計算ルールを覚え込ませた、専用のAIアシスタントを構築します。

  • 13施設それぞれのテンプレを内蔵
  • 人件費・光熱費などの計算ルールを保有
  • マネージャーと会話しながら作業を進行
BUILD 02

業者・契約・過去実績の
マスタデータ

施設ごとの業者契約・支払いタイミング・過去実績データを構造化し、自動参照できる仕組みを作ります。

  • 業者マスタ(30業者以上)
  • 月別の支払いタイミング
  • 過去5年分の実績データ連携
BUILD 03
EXCEL =A1 ×1.06 +B2 Σ

数式入りExcelの
自動生成機能

会話の内容から、80項目超の数式入りExcelを自動生成。色付け・編集禁止セル設定まで自動で行います。

  • 数式・書式・保護まで自動設定
  • 異常値の自動チェック機能付き
  • 予算根拠書も同時出力
FLOW

全体の流れ

STEP 1
Claude Code導入
A社環境にセットアップ
STEP 2
専用アシスタント構築
N1がA社専用機能を実装
STEP 3
教育・運用支援
マネージャーへの研修
RESULT
誰でも作成可能に
業務が標準化される

業務はこう変わります

BEFORE 現状 マネージャーが手作業で予算表作成 STEP 1:過去のExcelを開いて、前年データを確認する STEP 2:人件費・光熱費の伸び率を1項目ずつ手で入れる STEP 3:80項目超の数式を一つひとつ作成・チェック 数日かかる・属人化・計算ミスのリスク 特定メンバーへの業務集中 導入後 AFTER 導入後 Claude Codeに話しかけるだけで予算表が完成 STEP 1:「JNCのR8予算作って、入館者数185,000人で」と話しかける STEP 2:アシスタントが伸び率・特殊事情を質問してくれる STEP 3:数式入り・色付き・保護済みExcelが自動生成 数十分で完成・誰でも同品質・自動チェック マネージャー全員が同じ仕組みで作業

実際の使い方イメージ

CLAUDE CODE - 収支予算アシスタント
マネージャー
JNCのR8予算を作りたい。入館者数185,000人で。
AI
承知しました。R8予算を作成します。
確認させてください。人件費の伸び率はどうしますか?(R7は最低賃金上昇率5.8%でした)
マネージャー
今年は6%でお願いします。ガスは110%、設備投資準備金は今年も1,000万計上で。
AI
承知しました。以下の条件で計算します。
・人件費 = 前年×106%
・ガス料金 = 前年×110%
・設備投資準備金 = 1,000万円
このまま進めてよろしいですか?
マネージャー
はい、お願いします。
完成
JNC_R8_収支予算.xlsx を生成しました(80項目・数式入り・自動チェック済み)
予算根拠書も同時出力しました。最終確認をお願いします。

現状課題がどう解消されるか

現状の課題
高負荷・属人化(特定者へ業務集中)
導入後
マネージャー全員が同じ仕組みで作業可能に
現状の課題
マネージャー間のExcel習熟度の格差
導入後
習熟度に関わらず、誰でも同品質のExcelを出力
現状の課題
新規入札時の予測作成負担
導入後
市データを渡すだけで収支予測Excelが完成
現状の課題
シミュレーション(条件変更)の非効率
導入後
「入館者160%なら?」と聞くだけで即時再計算
現状の課題
マネージャー交代時の引き継ぎコスト
導入後
仕組みに知識が蓄積され、引き継ぎは最小限
現状の課題
独学での不安(このやり方でいいのか)
導入後
専門家伴走で、社内で運用できるレベルまで習得
FINAL DELIVERABLE

最終的に納品される3つの成果物

DELIVERABLE 01

予算作成システム本体

Claude Codeに話しかけるだけで予算Excelが完成する仕組み一式

DELIVERABLE 02

マニュアル・動画教材

マネージャーが自走できるための操作マニュアルと動画

DELIVERABLE 03

運用伴走サポート

3ヶ月の運用保守期間中、修正・改善・トラブル対応を完全サポート

SECTION 03

6施設の構造分析と3タイプ分類

実データ精読の結果、施設は収入構造と複雑度で明確に3タイプに分類できることが判明。 タイプ別にモジュール化することで、全施設を効率的にカバーする。

6施設は構造的に3つのタイプに分類できます
大型複合温浴(タイプA)、中型物販あり(タイプB)、指定管理料中心(タイプC)。タイプ別にモジュール化することで、効率的に全施設をカバーします。
TYPE A
大型複合温浴
JNC
PROJECT ITEMS
80項目超
ANNUAL REVENUE
2.7億円
複雑度★★★★★
食堂・売店・自販機・ゲーム機・貸タオル・浴衣レンタル・出店料・消費税計算(8%/10%区分)・業者マスタ30社超
TYPE B
中型複合・物販あり
SVC
PROJECT ITEMS
約50項目
ANNUAL REVENUE
2,700万円
複雑度★★★
物販売上(食品/食品以外、委託品/買取仕入)・自主事業・自販機・本社管理費5項目区分
TYPE C
指定管理料中心
KKC KSC NKC TUC
PROJECT ITEMS
20-30項目
ANNUAL REVENUE
850万〜4,200万円
複雑度★★
指定管理料中心・人件費・光熱水費・管理費・事務費・本社管理費の標準構造
SECTION 04

システム設計:3層構造アーキテクチャ

共通層・タイプ層・施設層に分離することで、新規施設追加時の作業を「設定ファイル1つ」に圧縮。 ロジック変更も特定層だけを修正すれば全施設に反映される。

共通層 タイプ層 施設層
仕組みを3つの「層」に分けて構築します
変更したい場所だけを修正できる構造になり、保守性と拡張性が両立。新規施設は「設定ファイル1つ」だけで追加可能になります。
共通層 COMMON LAYER 計算エンジン / Excel生成 / 消費税計算 / 全施設で1つだけ タイプ層 TYPE LAYER A・B・C の3パターンモジュール 施設層 FACILITY LAYER 施設ごとのYAML設定ファイル 新規施設追加 YAML 1ファイルだけでOK 全施設共通 1回作れば終わり 3パターン タイプ別の追加機能 施設ごと 設定値のみ 深い 技術領域 浅い 設定値のみ

共通層 / 全施設共通エンジン

計算ロジック、Excel生成スクリプト、消費税計算、指示書テンプレート。一度構築すれば全施設で使い回せる中核部分。

タイプ層 / モジュール化された3種類

タイプAは食堂・売店モジュール、タイプBは物販モジュール、タイプCは標準モジュール。施設タイプに応じて自動で適用される。

施設層 / 設定ファイル(YAML)

施設固有の業者マスタ、入館者目標、特殊事情のみを記述。非エンジニアでも編集可能なテキストフォーマット。

新規施設追加時の作業:施設層のYAMLファイル1つを作るだけ。
共通層・タイプ層は触らない=品質が劣化しない。
SECTION 05

AIエージェントチーム構成(Subagent方式)

司令塔エージェントの下に6つの専門エージェントを配置。並列実行と相互チェックにより、 生成速度と品質の両方を引き上げる。

EXCEL OUTPUT
6体のAIエージェントが分担作業します
司令塔が指示し、データ取得・計算・Excel生成・異常検知・レビュー・レポートの6エージェントが並列で動作。結果として人の目視チェック2割を5〜10%まで圧縮できます。
司令塔エージェント Orchestrator データ取得 エージェント 過去Excel・ マスタ参照 PARALLEL 計算 エージェント 数式実行 配賦計算 SEQUENTIAL Excel生成 エージェント 数式入力 書式・保護 SEQUENTIAL 異常検知 エージェント 前年比異常 計算ミス検出 PARALLEL レビュー エージェント 数字整合性 最終チェック FINAL レポート生成 エージェント 根拠書作成 サマリー出力 PARALLEL Excel + 根拠書 + 異常値レポート
5-10%

目視チェック圧縮

異常検知エージェントが組み込まれ、議事録で言及した「人の目視チェック2割」を5〜10%まで圧縮可能。

並列実行

処理速度向上

データ取得・異常検知・レポート生成は並列実行可能。1人で順次処理する場合の数倍の速度を実現。

複数の目

品質向上

「生成→自己レビュー→異常検出→修正」のループが自動で回り、1人の人間より見落としが少ない。

SECTION 06

6フェーズ展開計画

タイプC(シンプル)からタイプA(複雑)へ段階的に展開。 最初のフェーズで効果を確認しながら、リスクを抑えて全施設へ拡大していく。

6つのフェーズで段階的に展開します
シンプルな施設から着手し、効果を確認しながら複雑な施設へ拡大。リスクを最小化しつつ早期に効果を実感できる構成です。
PHASE 0環境構築
ツール選定・Claude Code導入・セキュリティ最小設計・キックオフ
¥280,000
COST
PHASE 1共通層+タイプC
計算エンジン構築・Subagent設計・タイプC 4施設構築(KKC・KSC・NKC・TUC)
¥840,000
COST
PHASE 2タイプB(SVC)
物販・自主事業モジュール開発・SVC構築
¥280,000
COST
PHASE 3タイプA(JNC)
食堂・売店・業者マスタ・消費税計算・JNC構築(最も複雑)
¥980,000
COST
PHASE 4教育・運用設計
マニュアル作成・動画教材・幹部1on1(2回)・現場研修(1回)
¥280,000
COST
PHASE 5運用保守
月次定例MTG・修正対応・品質改善・新規施設追加・新年度予算編成伴走(3ヶ月)
¥420,000
COST
SECTION 07

見積もりサマリー

実データ精読の結果を反映した概算見積もりです。Phase 0完了後に正式見積もりを再提示します。

フェーズ 内容 費用(税抜)
Phase 0 環境構築・初期設定(セキュリティ最小設計) ¥280,000
Phase 1 共通層 + タイプC(4施設) ¥840,000
Phase 2 タイプB(SVC) ¥280,000
Phase 3 タイプA(JNC) ¥980,000
Phase 4 教育・運用設計 ¥280,000
構築フェーズ小計 ¥2,660,000
Phase 5 運用保守(3ヶ月 / 月額15万円) ¥420,000
小計(税抜) ¥3,080,000
合計(税込10%) ¥3,388,000
SECTION 08

N1サービス区分との対応

議事録で合意した「BPO(緑)で初期構築 → マンツーマン(紫)で社内展開」の進め方を 6フェーズに具体化したマッピング。

構築 教育 伴走 BPO 研修 COACH
3つのサービスを組み合わせて支援します
最初はBPO(丸投げ)で構築、その後は研修で社内に展開、最後はマンツーマン伴走で定着まで。段階的に「自走できる組織」へ変えていきます。
GREEN / BPO
丸投げ構築
Phase 0 - 3
環境構築から3タイプの開発まで、N1が全責任で構築。先方の手間が最小限。早期に動く成果物を提供。
ORANGE / TRAINING
研修・教育
Phase 4
マニュアル・動画教材・幹部1on1・現場研修を通じて、A社内で運用できる状態を作る。
PURPLE / COACH
マンツーマン伴走
Phase 5
月次定例で運用支援・品質改善・新規施設対応。石添氏・幹部のカスタマイズ能力を引き上げる。
NEXT ACTIONS

次に進めるべきステップ

STEP 01

本提案の社内共有

石添氏より社長へ報告。NDA要否判断と発注権限の確認。プランA/Bの選定を含めた方針決定。

STEP 02

追加情報の提供

残りの収支計画書(老人福祉系含む全施設分)と入札時の収支予測サンプルをご提供。正式見積もり精度を引き上げる。

STEP 03

Phase 0着手判断

環境構築・要件確定フェーズ(45万円・1ヶ月)から先行着手も可能。早期にロードマップを確定。